　日本共産党武豊町議員団（団長　梶田稔）は２１日、籾山芳輝町長に「中部電力（株）碧南火力発電所への震災瓦礫に関する申し入れ」を行ないました。震災瓦礫処理を早急に進めることは、復興・復旧に大きな影響があることから１日も早い処理が待たれているところでありますが、放射能汚染の心配があると同時に政府の安全についての基準が定まらないことから、遅々として進んでいない現実があります。このような状況のなかで、３月１８日付「中日新聞」で愛知県大村知事が「中部電力（株）碧南火力発電所の敷地内に自前で焼却炉を建設、焼却灰を埋め立てる最終処分場を整備することを検討している。」との報道がされました。また、当日行なわれました、武豊町消防団観閲式のあいさつにおいても、「東日本大震災の瓦礫について責任を持って処理する決断をした」とあいさつしました。

安心できる安全基準を明確にすることが大切

瓦礫処理の必要性は、すべての国民が１日も早く実施することでは一致していると思います。しかし、いっこうに進まない背景には政府の放射能に対する安全基準が定まらないことがあります。朝令暮改的に変更される安全基準では、安心して受け入れ、安全に処理することは不可能であります。

瓦礫処理を進めるためには、国がはっきりした安全基準を決めることが非常に大切であります。

住民の声を活かしてとりくみます。

日本共産党議員団は、住民のみなさんの声を活かした取り組みを行なってまいります。忌憚のないご意見をお寄せください。

申し入れ書を籾山芳輝武豊町長（写真右）へ手渡す日本共産党議員団